一目均衡    day-trade-1

2016/11/3 一目均衡表の見方・使い方

文字通り一目で株価の均衡状態を捉えるチャートです。
特定の時間枠(具体的には9,17,26という基本数値と自らの波動から出る対等数値の組み合わせ)の中での値動きとその中心地段を考慮し、 将来の株価を予測しようというものです。

簡単に考えれば26とは一ヶ月、その中心点ですから一ヶ月の平均的な玉関係を見ていることになります。

一目均衡表の優れている点は、固定的な予測ではなく、単にある時間幅の中での高値と安値の中心点を求めるということです。

すなわち売り・買いの判断を求めるのみならず、過去の値動きが時間の変化により反映されるという受動的変化、
また毎日の相場自体が作る能動的変化などにより均衡表自体が自由に変化し
いつ頃まで上昇するか   いつ頃変化するのかという日柄の分析ができるところにあります。

ちなみに、一目均衡表の発表は昭和10年。新聞紙上に「新東転換線」という名称で発表されました。

買い方と売り方の両者の均衡が破れた方へ相場が動く、
そして、一目瞭然でそれがわかる、ゆえに「一目均衡表」と名づけられています。
この指標は「いつごろ上がるか、下がるか、値幅はどれくらいかがわかる」といわれていますが、
やはりそこまで使いこなすにはかなりの研究が必要になります。
が、基本を抑えるだけでも売買の強い味方となります。