目論見書の見方 野村アセットマネッジメント モーニングスター 目論見書の読み方 1998年12月の投信法改正により投信の募集に目論見書が使用されることとなりました。 目論見書の情報は以前の受益証券説明書に比べて、かなり多く詳細に記載されていますが、 反面分かりにくくなったと非難の声もよく聞きます。 目論見書の記載情報は第1部と第2部に分かれています。 第1部には、(イ)ファンドの名称、(ロ)内国投資信託証券の形態等、(ハ)発行数など、 第2部には、1.概況、2.投資方針、3.管理及び運営の仕組みなど、の項目に分かれて記載されています。 上記の項目は見やすく整理されているとは言えません。 それが、分かりにくいといわれる面もあるのでしょう。 では、ファンド投資において押さえておかなければならないポイントを考えてみましょう。 費用 投資家が負担する費用で、直接関係してくるのは販売手数料と信託報酬です。 販売手数料は、無手数料(ノーロード)のものから3.0%以上等と様々な体系に分かれています。 また販売会社によっては同じファンドでも違う手数料となっていますので、より安く買付ができればコストが低く抑えられます。 信託報酬は、ファンドを保有するにあたって負担する費用です。 信託報酬率は年間で1%〜1.5%前後というように運用資産より徴収されます。 インデックス型のようなパッシブ運用のファンドでは0.6%前後と低く抑えられています。 投信法改正により目論見書と受益証券説明書の一番大きな違いとなったのは、 RR分類の表示がなくなったことでしょう。 目論見書の記載事項は有価証券届出書に書かれている事が前提となっています。 有価証券届出書にはRR分類の表示は認められていませんので、目論見書では記載されません。 RR分類は絶対的な表示ではなく、投信会社の裁量により決められています。 RR分類の表示だけで投資のリスクおよびリターンが推測できるものではありません。 ファンド投資には、どのような投資リスクが存在するのか、どの程度のリターンが望めるのかを検討することが重要です。 投資信託は株式、債券等の有価証券に投資するものですから株式には株式のリスク、リターン、債券には債券のリスク、リターンがあります。 ファンドの組入れ資産の状況を把握することもリスク・リターンを理解する上での重要なポイントです。 リスク・リターン分類 RR分類 証券投資信託協会により、リスクとリターンを度合いにより5段階により表示を分類したもの。 |